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ハンバーガーと、銭湯と、ファッションをこよなく愛する28歳会社員の雑記ブログ

ファッションの希少価値について考える

最近、BEAMSからAH×SSZシリーズが発売された。

発売前から話題になっており、前回のアイテム発売日にはお店の前に行列が出来るほどであった。

なので、今回についても、行列が出来るであろうことは誰しも予想が出来た。

勿論、私も発売前からチェックをしていて、パンツが欲しいなと思っていたのだが、当日風邪をひいて店舗には行けなかったのでネットで動向をチェックしていた。

 

発売日当日。

各地のBEAMSでは行列が出来、ほぼ当日で完売状態だったようだ。

まあ買えなかったのは仕方ないとして、ただここで、いくつかの問題点が。

 

 

1 転売

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メルカリなどのフリマアプリが浸透しているこの時代、プレミア価格(プレ値)で転売されているのである。

もちろん朝早くから並んで買ったものだ、誰がどう使おうと自由だ。

ただ、これでは本当に着たい人が適正価格で買えないではないか。と思う。

 

2 店の対応

Twitterでこんなツイートを見かけた。

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本当かどうかは定かではないが、店の対応に対する明らかな怒りによるツイートと見て取れるので、店側の対応がずさんだっなのはほぼ間違いないだろう。

 

3 ディレクター、デザイナーに対しての意見

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 SSZのディレクターのインスタグラムにこういったコメントが投稿されていた。

ディレクターが何か反応を示すかと思ったが、特に反応はせず、新たな投稿をしているところを見るに、デザイナー、ディレクターは服を作るだけ作って、販売方法についてはノータッチなのだろう。

たかだかいち一般人が有名人に対してコメントをしていちいち返信をするかといったらしないだろうが、このコメントを見て、今後の販売について対応を検討していることを切に願う。

 

とまあ問題点を上げてみたが、正直印象が悪い。

プロダクトが良いものでも、それ以外の悪い部分ばかりに目がいってしまい私は正直失望した。

人気のものには行列が出来、売り切れもある。それはどこも同じだ。

ただ、売り方についての改めて考えることは出来ると思う。

例えば、抽選販売にすれば、客は並ぶ必要もなくなる上に、公平だ。

BEAMSは、ポケモンとのコラボ品でこの販売方法を取っていたので、ノウハウはあるはずだが、今回はそれをしなかった。

店舗に並ばせ購入させるということで、どういうプロダクトをどういう客層がどれくらいの数を求めているかを目で見てチェックすることが出来る点はもしかしたら店側からしたら一つの指標になるのかもしれない。

ただ、今回のようにほぼ転売されている状態を見るに、行列があったとしても、本当に人気があるかどうかは正直疑問だなと今回感じた。

 

適正価格で欲しい人の手に届いてこそ、その先にファッション業界の成長があるのではないかと私は思う。